
住宅会社を選ぶときの確認事項:契約前のチェックリスト
建築会社を選ぶ際は、広告の価格や写真だけで比較しないことが大切です。各提案に実際に含まれる工事、敷地情報の扱い、変更や責任について書面に何が定められているかを確認します。このリストは契約前の質問を整理するためのもので、個別案件の法律・技術助言に代わるものではありません。
1. 敷地と設計情報を確認する
敷地ごとに条件は異なります。提案書が正しい敷地寸法、進入路、高低差、入手可能な測量情報に基づいているか確認してください。地盤準備や設備接続のうち、何が含まれ、何が対象外かを尋ねます。県名だけから土質、排水、基礎の条件を決めつけないでください。
2. BOQ と工事範囲を比較する
数量明細書(BOQ)を図面と合わせて確認し、項目、数量、材料仕様、予算枠、除外事項を照合します。「標準材料」としか書かれていない場合は、型番、等級、測定可能な仕様を確認してください。提案を比較するときは同じ範囲で比べます。金額が低くても、別の提案に含まれる工事が対象外のことがあります。
3. 契約書を丁寧に読む
合意した図面、工事範囲、支払段階、完了条件、許認可の担当、欠陥や修正の手続きを確認します。双方が確認した図面と BOQ の版が契約書に明記されているかも見ます。不明な条項は、署名前に書面で説明を求めましょう。
4. 変更の進め方を決める
間取り、材料、敷地工事の変更は、費用や工程に影響する場合があります。誰が承認できるか、費用と期間への影響をどう記録するか、いつ作業を始められるかを事前に合意します。非公式なメッセージだけに頼らず、承認済みの記録を保管してください。
5. 工程と連絡方法を確認する
工程と作業間の前後関係が分かる予定表を確認します。進捗、決定事項、現場の質問をどう共有するか、窓口は誰かを決めます。契約に明記されていない一般的な見積りを、引渡日の保証とみなさないようにします。
契約前の確認リスト
- 同じ図面、工事範囲、材料仕様で比較する。
- 含まれる作業、対象外の作業、概算枠を列挙する。
- 支払時期と各段階で必要な書類を確認する。
- 変更、検査、引渡しの手続きを記録する。
- 契約書、図面、BOQ の最終署名版を保管する。
丁寧な比較は双方の期待を明確にします。未確認の約束や一般広告ではなく、個別プロジェクトの書面に基づいて判断してください。